登山の盲点とは?臆病な人ほど安全なワケ


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登山の盲点とは?臆病な人ほど安全なワケ

「臆病者!」

と言われて、嬉しい人はいないと思います。

私もそうですが、「なんだと?!?」とカチンとくる一言です。

ですが、登山において臆病者は決して悪いことではありません。

冒頭でもお伝えしたように、登山者の事故が相次いでいます。

これは、色々な原因が考えられますが、一つは
「知識不足の登山」というものも挙げられます。

今回の方がそうだったとは申しませんが、少なくとも
これまでの経験上、山の事故の大半は経験不足、知識不足です。

なぜ、知識不足のまま山に登ってしまうのかというと、
おそらく登山を安易に考えているからだろうと思います。

私はビクビクと恐怖におののきながら登山をしろと申しているのではありません。

ですが、何事も心から楽しむためには準備も重要だと申し上げたいのです。

例えば、プロ野球選手が試合でいい働きをし、楽しく野球を
できるのも、日々の鍛錬があってこそだと思います。

音楽家が素晴らしい音楽を奏でて、心地良いステージを
こなせるのも、日々の練習があるからだと思います。

同じように、登山も、日々の鍛錬や正しい知識を知ってこそ
本当に楽しめるのだと思うのです。

そして、おそらく臆病な方、つまり『慎重な方』は
準備を周到にすると思います。

「こんなことになったら困るな」

「こうならないように、こうしておこう」

などなど、慎重に色々と考え、準備をしているはずです。

こうして準備をきちんと出来る方ほど、事故にあう可能性も低いものなのです。

面白い話があります。

あなたも、登山口でよく「登山申請書」のような紙を
見かけると思います。

これは、万が一の時のために山に入る際には
記録を残しておく、という目的で置かれています。

紙に登山者や連絡先などを記載して、設置してあるポストに投函をしておけます。

こうしておくと、もし戻らないとなった時に、ここから
入山をしたということや、どのような予定なのかということが
分かりますよね。

先日行った山にも、この申請書は置かれていましたが、
残念なことに長い間使われていないのか、紙は赤茶けていて、
ポストもボロボロでした。

ですが、実は、このように“万が一”の時のための
申請書や計画書をきちんと作成している人ほど、事故にあいにくいのです。

むしろ、事故にあわれる方の大半は、このような書類を
作成していないケースです。

また、山岳保険も然り。

保険に加入していない人ほど、事故にあうことが多い
というのは統計でハッキリと出ているほどです。

ですから、登山においては臆病なくらいがちょうどいいのです。

万全の準備を心がけることで、元気に楽しく
山に登ることが出来るのだと思います。

臆病者は恥ずべきことではありません。

むしろ、安全第一と考えた、優等生の登山者です。

ぜひあなたも、安全な登山で、
楽しく山に登っていただきたいと思います。


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